上場投資信託(ETF) 一般的に、ある指標に連動する運用を行う、証券取引所に上場する投資信託のこと。指値や成行注文が可能です。 引用元:金融庁|用語集
次に世界時価総額ランキング上位でもある、「GAFAM(アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトの総称)」の株価推移を見てみましょう。
グラフはそれぞれの株価を等分で合成したものになります。
なんと10年間で最大1,555.73(約15倍)に上昇しています。
これらの銘柄の商品やサービスを10年以上前から利用している方も多いのではないでしょうか。
このように誰もが知っていて、成長ストーリーを理解しやすい銘柄の株価が素直に上昇しやすいことも米国株の特徴かもしれません。
GAFAM合成チャートの推移
- ※ QUICKデータをもとにauカブコム証券が作成。
2011年10月終値を100として指数化。
2011年10月終値~2021年9月終値の株価推移を表示。
合成チャート内訳:Alphabet C(20%)、Apple(20%)、Facebook(20%)、Amazon.Com(20%)、MSFT(20%)
魅力② 国としての成長性
日米実質GDP成長率の推移
下のグラフは日米の過去5年間の実質GDP成長率(前期比年率換算)を比較したものになります。
期間中、相対的に米国が日本を上回り成長していることが確認できます。
期間中の平均では日本の0.31%増に対して米国は2.米国株投資 43%増となっていました。
GDPは労働生産性×就業者数であらわされることもあります。
米国は労働生産性が高く、人口も増加し就業者数が増えているのです。
日米 実質GDP成長率の推移
日米の人口推移
人口の増減はGDPの増減に大きく影響します。
グラフは1980年からの日米の人口推移を表したものです。
日本の人口はすでにピークアウトし、減少しているのに対して、米国の人口は増加しており、今後も増加することが予想されています。
日米 人口推移
- ※ IMFデータをもとにauカブコム証券が作成。
1980年を100として指数化。一部予測値含む。
<出典>
IMF - World Economic Outlook Databases(2021年10月版)
https://www.imf.org/en/Publications/SPROLLS/world-economic-outlook-databases
魅力③ 企業の魅力
だれもが知っているグローバル企業
米国市場にはだれもが知っているようなグローバルに展開する企業が多数上場しています。
GAFAMなど各分野において圧倒的な地位を持つハイテク企業が多い一方で、外食や食品、日用品などで日常に深く浸透している企業などが多数上場していることも特徴です。
だれもが知っているであろう企業の一例を紹介いたします。
Apple/アップル(AAPL)
Microsoft/マイクロソフト(MSFT)
Alphabet A/アルファベット A(GOOGL)
Amazon.Com/アマゾン・ドット・コム(AMZN)
Facebook/フェイスブック(FB)
Visa/ビザ(V)
Johnson & Johnson/ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
Procter & 米国株投資 Gamble/プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)(PG)
Walt Disney/ウォルト・ディズニー(DIS)
Netflix/ネットフリックス(NFLX)
Nike/ナイキ(NKE)
Pfizer/ファイザー(PFE)
Coca Cola/コカ・コーラ(KO)
PepsiCo/ペプシコ(PEP)
McDonald's/マクドナルド(MCD)
Moderna/モデルナ(MRNA)
Starbucks/スターバックス(SBUX)
- ※ チャートはすべてQUICKデータをもとにauカブコム証券が作成。
2011年10月終値から2021年9月終値までの株価推移。
イノベーションを加速する成長企業
米国にはビジネスで重要となるヒト・モノ・カネ、そして情報が集約するといわれています。
そのような環境下ではイノベーションを生み出す成長企業も数多く誕生しており、中には短期間に大きな株価上昇を実現する企業もでています。
ここでは5年で株価が10倍になった(テンバガー達成)銘柄を紹介します。
米国株を始めるならETFがおすすめ?初心者向けのイチ押し銘柄も
次いで2位集団は原油関連ETF/ETNであり、4位NEXT NOTESドバイ原油先物ダブル・ブルETN<2038>、5位WTI原油価格連動型上場投信<1671>の内訳です。2月24日のロシアによるウクライナ軍事侵攻(ウクライナ危機)を契機に原油価格が急騰しており、ETF/ETNを利用して原油の値上がり益を狙う投資家の存在が浮かび上がります。またレバレッジ型のNEXT NOTESドバイ原油先物ダブル・ブルETNの売買が4位であり、投資家のハイリスク・ハイリターン型の投資傾向が見て取れます。
更に7位に小麦価格連動型のETF・WisdomTree小麦上場投資信託<1695>がランクインしました。小麦は米国の先物市場で多く取引されている商品です。ウクライナ危機により、世界第7位の小麦生産国のウクライナは今年の小麦収穫の大幅減が避けられません。今年は世界的な小麦不足が予想される中で、小麦価格の上昇を見込んだ投資家の買いが入りました。
プロフィール
大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。 株式市場の解説や個別銘柄の財務分析、IPO関連記事を得意としている。株式会社ZUUでは長くIPO記事を担当。
複数媒体に寄稿しており、Yahoo!トップページに掲載実績あり。
米国株のETFとは
上場投資信託(ETF) 一般的に、ある指標に連動する運用を行う、証券取引所に上場する投資信託のこと。指値や成行注文が可能です。
引用元:金融庁|用語集
米国ETFとは、米国の証券取引所に上場し、市場で売買できる投資信託のことです。
一般の投資信託と違う点は、市場に上場していることです。そのため、株式を売買するのと同じように市場が開いている取引時間中にのみ売買できます。
米国株のETFは、運用成果の連動を目指す指数によって様々な種類があります。
NYダウやS&P500といった代表的な株式指数との連動を目指すものをはじめとして、債券の指数に連動するもの、再生可能エネルギーなど特定のテーマの指数に連動するものなどがあります。
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