一目均衡表で上昇トレンド・下降トレンドを判断する方法を確認しましょう。
一目均衡表が使えない理由って?効果を発揮する条件を詳しく解説(強みを知ろう)
一目均衡表を「使えない」と感じる理由について解説しました。
とはいえ、一目均衡表は本当に役立たずの指標なのでしょうか。
注意点① 一目均衡表の基本を押さえよう
注意点② レンジ相場では機能しにくい
注意点③ メインは日足チャートで、デフォルトの数値が推奨されている
2-1. 注意点① 一目均衡表の基本を押さえよう
一目均衡表の5本線について解説
一目均衡表でチャート上に表示される各線の特徴は、下記の通りです。
- 遅行スパン(水色の線):当日の終値を26日前に表示
- 転換線(黄色い破線):過去9日間の最高値と最安値の中間値
- 基準線(黄色い線):過去26日間における最高値・最安値の中間値
- 先行スパン1(ピンクの線):基準線と転換線の中間を26日後に表示
- 先行スパン2(ピンクの破線):過去52日間の最高値と最安値の中間値を26日後に表示
一目均衡表を使ってトレンド分析する方法
一目均衡表で上昇トレンド・下降トレンドを判断する方法を確認しましょう。
- 遅行スパン(水色の線)がローソク足の上で推移していれば上昇トレンド、下で推移していれば下降トレンド
- 基準線(黄色い破線)が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド
- ローソク足が雲の上で推移していれば上昇トレンド、下で推移していれば下降トレンド
一目均衡表でエントリーポイントを見つけるには?
一目均衡表で買いエントリー・売りエントリーするためのポイントについてです。
- 遅行スパン(水色の線)がローソク足を上抜ければ買い、下抜ければ売り
- 転換線(黄色い線)が基準線(黄色い破線)を上抜ければ買い、下抜ければ売り
- ローソク足が雲を上抜ければ買い、下抜ければ売り
この3つの買いポイントが揃うことを 「三役好転」 と呼び、売りポイントが揃うことを 「三役逆転」 と呼ぶのです。
2-2. 注意点② レンジ相場では機能しにくい
一目均衡表はトレンド系のテクニカル分析方法。
トレンドの有無や方向、そして強さを分析するのに適していますが、 レンジ相場で機能しにくい のです。
2-3. 注意点③ メインは日足チャートで、デフォルトの数値が推奨されている
一目均衡表が主に使用されるのは日足チャートです。
そして設定は デフォルトの数値 が推奨されています。
3. あなたが一目均衡表を使えない本当の理由とは?チャート画像を用いて解説
あなたが 一目均衡表を「使えない」 と感じる本当の理由は、 「どういう時に一目均衡表が威力を発揮するか知らないため」 であると考えられます。
- レンジ相場ではなくトレンド相場で使用すること
- 日足チャート上で表示させ、中・長期トレードで活用すること
3-1. トレンド相場で活用する
トレンド相場において、一目均衡表を使ってトレンドを分析してみます。
一目均衡表の線を見ると、下記のような情報を読み取れますね。
- 遅行スパン(水色の線)はローソク足より上で推移している
- ローソク足は雲の上で推移している
- 基準線(黄色い線)は上に傾いている
ただしトレンド分析する際は、 「雲のねじれ」に警戒する ようにしてください。
雲のねじれとは、先行スパン1と2が交差すること。
雲のねじれはトレンドが不安定であるサインですので、トレンド転換を予測できるのです。
3-2. 長期トレードで活用する
日足チャートを用いて、時間をかけてエントリー・利確するまでの流れをご説明しましょう。
日足チャート上に一目均衡表を表示させました。
一目均衡表を観察すると、下記のような売りポイントがありますね。
売りポイント① 遅行スパン(水色の線)がローソク足を下抜ける
売りポイント② 転換線(黄色い線)が基準線(黄色い破線)を下抜ける
売りポイント③ ローソク足が雲を下抜ける
3つの売りポイントが揃っているので、 「三役逆転」 です。
相場は下降トレンドになると予測できるので、3つ目のポイントでショートエントリーしましょう。
利確は「値下がり後に買いポイントを見つけた時」。
損切りは「価格が再び雲の中に入った時」 とします。
エントリー後、価格は時間をかけて下落していきました。
やがて遅行スパンはローソク足を上抜け、買いポイントが発生したので利確します。
3-3. 一目均衡表は短期トレードでも活用できる
- 日足チャートで一目均衡表を表示させ、トレンドを分析する
- 日足より短い時間足に別の指標を表示させ、エントリーのタイミングを見計らう
実際のトレード事例をご覧ください。
まずは日足チャートに一目均衡表を表示させましょう。
一目均衡表では、3つの買いポイントを発見しました。
買いポイント① 遅行スパン(水色の線)がローソク足を上抜ける
買いポイント② 転換線(黄色い線)が基準線(黄色い破線)を上抜ける
買いポイント③ ローソク足が雲を上抜ける
よって、 上昇トレンドであると分析 できます。
次に45分足チャートを使って、エントリーのタイミングを計りましょう。
今回使用するのは短期・中期移動平均線。
移動平均線では、短期線(黄色い線)が中期線(ピンクの線)を上抜くことを 「ゴールデンクロス」 と呼び、買いポイントになります。
なお、 短い時間足でエントリーする際は、日足チャートのトレンド方向と同じであるかどうか意識 しましょう。
日足チャートにおけるトレンドは、相場の大きな流れを示す主要トレンド。
もし主要トレンドと逆方向のトレンドを 短い時間足で確認した場合、そのトレンドは長続きしない可能性が高い のです。
【検証】一目均衡表の三役好転・三役暗転を実際に検証してみたら・・?!
Hiro(ヒロユキ)
2020年10月:-2,683,124円
2020年09月:-3,394,448円
2020年08月:-616,374円
2020年07月:-2,870,004円
2020年06月:+3,103,464円
2020年05月:-2,722,877円
2020年04月:-2,820,400円
2020年03月:-348,一目均衡表の 好転 330円(960,000円)
2020年02月:+2,183,692円
2020年01月:+5,186,431円
2019年合計:-2,021,361円
————————————–
2019年12月:-340,027円
2019年11月:-1,162,157円
2019年10月:2,143,072円
2019年09月:254,567円
2019年08月:998,617円
2019年07月:426,148円
2019年06月:-2,390,313円
2019年05月:505,846円
2019年04月:-97,324円
2019年03月:696,394円
2019年02月:-1,124,一目均衡表の 好転 144円
2019年01月:-1,932,040円
2018年合計:+5,582,472円
————————————–
2018年12月:2,135,521円
2018年11月:986,317円
2018年10月:744,755円
2018年09月:-538,515円
2018年08月:-1,041,692円
2018年07月:-679,556円
2018年06月:-42,151円
2018年05月:2,239,544円
2018年04月:-401,573円
2018年03月:-849,604円
2018年02月:134,013円
2018年01月:2,895,413円
2017年合計:+9,477,758円
————————————–
2017年12月:2,069,353円
2017年11月:1,325,295円
2017年10月:762,680円
2017年09月:0円
2017年08月:-310,126円
2017年07月:2,005,638円
2017年06月:-1,086,859円
2017年05月:0円
2017年04月:324,050円
2017年03月:480,992円
2017年02月:2,198,186円
2017年01月:1,708,549円
2016年合計:+24,469,291円
————————————–
2016年12月:1,321,500円
2016年11月:1,867,606円
2016年10月:1,826,655円
2016年09月:690,760円
2016年08月:1,032,000円
2016年07月:2,一目均衡表の 好転 460,000円
2016年06月:1,743,000円
2016年05月:876,000円
2016年04月:5,025,244円
2016年03月:2,805,000円
2016年02月:3,903,000円
2016年01月:918,526円
雲を抜けたら大チャンス!一目均衡表の使い方・設定方法を解説
分析方法
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)とは、「相場は買いと売りの均衡が崩れたときに大きく動くため、方向性が決まったら相場の行方は一目瞭然」という由来のテクニカル指標です。
チャートの未来領域に「雲」が飛び出しているなど、見た目も概念も非常に斬新。
一目均衡表は昭和初期、都新聞社の細田悟一氏が「一目山人」というペンネームで発表した日本発のテクニカル指標なのですが、海外のトレーダーからも”Ichimoku“と呼ばれ多く利用されているんですよ。
一目均衡表は、2000人体制で7年間かけて完成させた分析方法。非常に奥深いため、実は完璧に使いこなせる人ほとんどいないと言われています。
テクニカル分析には、 暗記不要で初心者でも簡単にできる 分析方法も存在します。
ヒロセ通商など一部のFX会社では、自動でテクニカル分析してくれるツールが無料で利用できちゃうのです!
一目均衡表 5本線の特徴・計算式
一目均衡表は、基準線・転換線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパンの5本線で構成されています。
一目均衡表では(過去○日の最高値+過去○日の最安値)一目均衡表の 好転 ÷2という計算式を使って平均を出すことが多いのですが、「過去」といいいつつその当日も含みます。
移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスと同様にトレンドが転換するシグナルとなります。
先行スパン1
基準線と転換線の中間値を、26日未来にずらして記入します。
先行スパン2
過去52日間の最高値および最安値の平均値を、26日未来にずらして記入します。
遅行スパン
当日の終値を26日過去にずらして記入します。
遅行スパンは売買のタイミングを判断するときに使います。 遅行スパンがローソク足を上に抜けた場合は買いシグナル(好転)、下に抜けた場合は売りシグナル(逆転)と判断します。
一目均衡表の「雲」とは?
先行スパン1・2に囲まれた部分
先行スパン1・先行スパン2に囲まれた部分を「雲」といい、過去に激しく売買されたことを意味しています。
雲はチャートの未来の部分に飛び出しているため、現在のローソク足との位置関係を見ることで今後の展開が分析できます。
雲の厚さも大切な判断材料
一目均衡表は雲の厚さも重要な判断材料。雲は激しく売買された証ですので、雲の厚さ=抵抗の強さともいえます。
ただし、薄い雲の場合は反発の力が弱く、そのまま突き抜けてトレンド転換することもあるので要注意!
一目均衡表の最強シグナル!三役好転(三役逆転)とは?
- 基準線を転換線が上に抜けたとき(転換線>基準線)
- ローソク足を遅行スパンが上に抜けたとき(遅行スパン>ローソク足)
- 雲をローソク足が上に抜けたとき(ローソク足>雲)
この3つのシグナルがそろった状態を「三役好転」といい、絶好の買いシグナルとなります。
また、逆方向の場合は「三役逆転」といい、絶好の売りシグナルとなります。
一目均衡表の設定はそのまま使おう
しかし、一目均衡表に関しては、設定を変えずにそのまま使うのがおすすめです。
最強!?一目均衡表以外の指標も一気に分析する方法
実はヒロセ通商(LION FX)では、自動でテクニカル分析してくれるツールが利用できます。
【↑クリックで拡大できます】
LION FXの取引ツールには、過去のデータから為替予想をしてくれる「さきよみLIONチャート」やトレンドが一目で分かる「シグナルパネル」という機能が搭載されています。
テクニカル指標(移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表など)の分析結果を一覧表示してくれるため、売買のタイミングが簡単に分かってとても便利ですよ。
参考: ヒロセ通商(LION FX)の特徴・評判
一目均衡表って何? 初心者さんにわかりやすく解説
次に 転換線 を説明しますよ。
過去の9日間で一番高かった株価と、一番低かった株価の中心を繋いだ線です。
お次は 遅行線 です。
現在の終値を26日過去にずらした線です。
月足だと26ヶ月前、週足では26週前、日足では26日前にずらします。 だからそれ以外の線と違って、現在の株価から26日前の地点で止まっているんです。
つまり 【現在の株価が26日前に比べてどの水準にあるのか?】 ということを示す線なのですが、非常に面白いことを教えてくれます。
先行スパン
最後は 先行スパン1 と 先行スパン2 です。
この先行スパン1と2によって 【雲】 が作られており、この存在が 一目均衡表の最大の特徴 ともいえるものです。
【雲】は見た目で直ぐに判断することのできるサインなので、有効活用できると非常に便利です。
先行スパン1と2の間にできた空白を 【雲】 といいます。
一目均衡表の最も特徴的な部分なので、ここだけでも是非覚えてみてください。
●雲は下値を支え、上値を抑える役割
・雲の上で株価が推移していれば 買い手の多い相場
・雲の下で推移していれば 売り手の多い相場
●雲の厚さにご注意
・雲の上で株価が推移している場合、厚い雲であればあるほど、 株価が下がって雲にぶつかった時に反発して上昇しやすい。
・雲の下で株価が推移している場合、厚い雲であればあるほど、 株価が上昇して雲にぶつかった時に反発して下落しやすい。
これはかなりイメージしやすいのではないでしょうか。
あなたが空から降ってきたとして、分厚い雲の上に落ちてきてもぼよんと支えて、何なら上に乗せてくれそうですよね。
でも、分厚い雲を下から上に突き抜けようと思って頭突きした場合、ぼよんと弾き返されてしまいそう。
★雲が薄い場合
・雲の上で株価が推移している場合、株価が下落して雲にぶつかっても、 すぐに株価が雲を下抜けてしまいやすい。
・雲の下で株価が推移している場合、株価が上昇して雲にぶつかっても、 すぐに株価が雲を抜けて上昇しやすい。
なぜ雲で反発・抵抗するのか?
雲が厚いということは、
雲が出来ている価格帯で取引が活発に行われたことを表すため、 【その価格帯で買った株を持ったままでいる人たちが多い】 という可能性が高いわけです。
逆に、雲が薄いのは持っている人が少ない価格帯ということですね。
例えば、500円~800円の間で大きな雲ができていたとしたら、その価格帯で買った株をまだ持っている人が多そうだよ、と言っているわけですよね。
★例① 500円で買った人が多い場合
500円で買った株をあなたが持っていたとして、そこから株価が下がったとします。
その場合、「できれば買値で撤退したい」と考えるのではないでしょうか。
そしてきっと、同じことを考える方は多いことでしょう。
★例② 500円で売った人が多い場合
500円の地点で買った株が上がったとします。
けれど、そこから再度500円まで下がってきても、一度上昇しているところを見ているので「また500円から上昇するんじゃない?」と再度買いを増ししたくなりませんか?
雲は少し先の値動きを予測しやすい
一目均衡表を見てもらうとすぐ分かると思うのですが、雲は現在の株価よりも少し先まで続いています。
なぜなら、先ほど出てきた先行スパン1と2という線が、 過去の値動きを未来に反映しているもの だからです。
一目均衡表の見方と売買のサイン
雲のサイン
先ほどの項目でも少し出てきましたが、雲は下値を支えるもの (支持体) そして上値を抑えるもの (抵抗体) としての役割を果たしています。 一目均衡表の 好転
これによって、売買の重要なサインとして読むこともできてしまうのです。
- 雲を抜けると上値軽くなる→ 買いのサイン
- 雲を下抜けると上値重くなる→ 売りのサイン
- 株価が雲の中にある→方向が定まっておらず、雲の中で保ち合いになる可能性。
分厚い雲を抜き抜けると、分厚い雲が今度は株価を支えてくれるため、 上値が軽くなり上昇しやすくなります。
逆に、分厚い雲の中に株価が潜ったり下抜けてしまうと、 やや先行きが不透明で売りが強くなる可能性があります。
★雲のねじれ
雲は値動きが進むごとに徐々に薄くなり、上向きから下向きに、下向きから上向きに変わる部分があります。
これは雲の 【ねじれ】 と呼ばれていて、株価の変化が起きやすいとされています。取引する際はご注意ください。
※ただし、雲の位置からローソク足まで距離が空いている時に起きる雲のねじれは、さほど強い影響はないようです。
基準線と転換線のサイン
基準線と転換線は移動平均線に似たものとして紹介しましたが、まさに移動平均線と同じく、ゴールデンクロスとデッドクロスすることで売買のサインと読むことができます。
●基準線を転換線が上抜く→ 買いサイン(ゴールデンクロス)
●基準線を転換線が下抜ける→ 売りサイン(デッドクロス)
遅行線のサイン
【現在の終値を26日過去にずらした線】である遅行線ですが、これもサインとして機能しているので覚えておいてください。
- 遅行線より株価が下にあれば 買い手の強い相場( 強気相場 )
- 遅行線より株価が上にあれば 売り手の強い相場( 弱気相場 )
ということは…
【相場が弱気から強気に変わるライン】= 【株価と遅行線がクロスするタイミングは相場の変わり目】
と判断することができるわけです。
つまり、
●遅行線が株価を上抜く→ 買いサイン
●遅行線が株価を下抜く→ 売りサイン
ちなみに、
遅行線を株価が上抜くことを 好転 、
遅行線を株価が下抜くことを 逆転
と言いますよ。
一目均衡表を代表するサイン【三役好転】と【三役逆転】
一目均衡表を代表する、かなり強い売買のサインだと言われているものがあります。
それが 【三役好転】 と 一目均衡表の 好転 【三役逆転】 。
【三役好転】の条件
①株価が上昇し、雲から抜け出す。
②遅行線が株価を上抜く。
③転換線が基準線を上抜ける。
【三役逆転】の条件
①株価が下落し、雲の下に抜ける。
②遅行線が株価を下抜ける。
③転換線が基準線を下抜ける。
【三役好転】という名前が麻雀の役のようですね。
「A線とB線が交わる場合は【一気通貫】と言います!」
とか
「A線が株価を上抜いてC線がB線と交わったら【国士無双十三面待ち】です!」
とか言われても信じそうです。
※一気通貫と国士無双十三面待ちは麻雀の役です。株とは何の関係もありません。
一目均衡表でトレンドの押し目を探す
一目均衡表では、非常に強く長期的なトレンドが出た場合に、特徴的な線の並びになることがあります。
それは
そのポイントというのが、 ローソク足が各線に触れるタイミング です。
- ローソク足が転換線に触ったポイントが第1の押し目。 (まだまだ上昇する勢いがある)
- 基準線に触るポイントが第2の押し目。 (まぁまぁ上昇する勢いが残ってる)
- 先行スパン1に触るポイントが第3の押し目。 (上昇する勢いは少なくなってきた?)
- 先行スパン2に触るポイントが第4の押し目。 (上昇する力はかなり少ない)
上昇中の相場で一番上に位置する転換線に触れて反発するということはまだまだ上昇する力が強いですが、一番下にある先行スパン2に触れてやっと反発するということは、もうほぼ上昇する力は残っていないと判断されます。
線の上から順に、反発する力が強く、トレンドの勢いが強いことを示します。
もし上昇 or 下落相場で押し目を探しているときに、思い出してみてください。
一目均衡表は長期的なボックス相場では役に立たないので注意
非常に便利で頼もしい一目均衡表ですが、 ダマシ ( サインが出たのに逆の動きをする )が起きてしまうこともあります。
それはどんな時かというと、ある一定の高値と安値を行き来する ボックス相場 。
ボックス相場で役立つのはボリンジャーバンドやRSI、ストキャスティクス等のオシレーター系( 買われすぎ・売られすぎを見る指標 )なので、ボックス相場ではボックス相場に強いテクニカル指標を使ってみましょう。
一目均衡表を含めて、売買のサインに絶対はないので注意
テクニカル指標の全てに共通して、売買のサインに絶対はありません。
一目均衡表でゴールデンクロスが出たからと言って必ず上昇することはなく、デッドクロスが出ても必ず下落するということはありません。
一目均衡表まとめ
売買のサイン自体は非常に簡単ですが、最初は 【どの線がどれだっけ……】 と少しごちゃごちゃしてしまうかもしれませんね。
でも大丈夫です。見ている内に慣れますw
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一目均衡表の見方・使い方 雲や三役好転・三役逆転から相場状況を読み取る
一目均衡表
このページでは、一目均衡表の実践的な使い方をチャートに出現している売買シグナル、取引を行う際の注意点と共にご紹介しています。
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一目均衡表(いちもくきんこうひょう)とは?雲と5本線の基本的な仕組み
一目均衡表とは?
しかし、 一目均衡表は、他のテクニカル分析とは少し異なり、「時間」に注目して、異なる期間の価格をもとに算出した値を過去や未来にずらすことで、「トレンドの周期」を判断して価格の予想 を行っています。
基準線 | 過去26日間の高値と安値の平均値 |
---|---|
転換線 | 過去9日間の高値と安値の平均値 |
遅行スパン | 当日の終値を26日さかのぼった値 |
先行スパン1 | 基準線と転換線の中間地を26日先に記入したもの |
先行スパン2 | 52日間の高値と安値を26日先に記入したもの |
雲 | 先行スパンの間に発生し、抵抗の大きさを表している |
一目均衡表を構成する雲と5本線の役割
ページ下部で紹介する三役好転・三役逆転など、一目均衡表の中で信頼度の高い売買シグナルも複数の線が反応していることが条件となっています。
一目均衡表(基準線・遅行スパン・転換線・雲)と売買シグナルの基本的な見方・使い方
ここでは、実際に 一目均衡表を使用して取引を行う時に必須となる基本的な見方・使い方 を分かりやすく解説しています。
一目均衡表の基準線・遅行スパン・転換線・雲の見方・使い方
転換線・基準線・遅行スパンの売買シグナルから解説する一目均衡表
※水色: 遅行スパン 、緑色: 転換線 、赤色: 基準線
三役好転・三役逆転とは?一目均衡表の実践的な使い方
【一目均衡表の見方・使い方】三役好転・三役逆転(さんやくこうてん・さんやくぎゃくてん)
※水色: 遅行スパン 、緑色: 転換線 、赤色: 基準線
- 転換線が基準線を上抜けている状態 一目均衡表の 好転 一目均衡表の 好転
- 遅行スパンがローソク足の上にある状態
- ローソク足が雲を上抜けている状態
- 転換線が基準線を下抜けている状態
- 遅行スパンがローソク足の下にある状態
- ローソク足が雲を下抜ける状態
しかし、ぴったり3つの条件が揃うことは難しいため、2つ揃った状況で 反転しても良い様に損切注文を入れて エントリーしてみることを考えておいても良いでしょう。
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